久保華図八氏とお会いしました。
昨日、各務原市と各務原商工会議所の合同による講演会を開催し、市民・市職員・商工会議所職員が参加しました。
私は、この講演会を担当した商工会議所の事業企画委員会の副委員長で、司会進行役を勤めました。
その役得もあって、講師控室にて久保氏と講演にないお話も聞けました。
以下は、久保氏のお話の中で、私が心に留めたことば(フレーズ)です。
- 情熱の高さが売上げの高さ。
- 不況は自分が作っている。
- 成果主義は、お客の笑顔がなくなり、人間関係が悪くなり、人が育たない。
- 感謝とは、幸せを受ける力。
まだまだありますが、書ききれないほど、内容が濃かったと思います。
すばらしい講演でした。
参加された市の職員さんも、最初は上司の命令で「しかたなく感」があったようですが、徐々に講演に聞き入っていたようです。
控室でお話した中のお話で特筆したいのは、「グループダイナミクス」という考え方。
このお話は講演中には出てこなかったので付け加えます。
久保氏によると、
- 元気のある地域(市・商店街など)には、必ず強力なお店や会社が存在し、地域を引っ張り上げている。
- 例え話として、生徒に「都道府県を全部覚えなさい」と言うと、「できない!」と口を揃えて答えますが、誰か1人ができると(やると)、次々にできる生徒が増えてくる。
- 「みんな一緒に元気になろう!」では進まない。進んだ例(ためし)がない。
- 地域力(経済力も含め)を上げるには、まずは、どこかが(誰かが)強力な会社や人の存在が必要である。
なのだそうです。グループダイナミクスはアメリカ発の考え方で、日本人には合わないなどの否定的な意見もありますが、私は賛成者の1人です。
「個を伸ばして周りを引っ張ってもらう!」
「バラマキ」より効果的な政策の考え方だと思うのですが・・・