もういい加減に原発に見切りをつけるべきだ!

衆議院議員の河野太郎氏のメルマガ購読をしています。

河野先生は、私の参加しているエネ経会議のアドバイザーにもなっていただいていますが、原発に関わる記事がよく流れてきます。

今回の記事を読んでも、もういい加減に原発に見切りをつけるべきと思うのですが、みなさんはどうお考えですか?

以下、勝手にメルマガを引用し、アップさせていただきます。

衆議院議員 河野太郎の国会日記
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自民党の環境部会で、原子力規制委員会事務局とエネ庁から福島第
一原発の汚染水問題への対応についてヒアリング。

まずこの期に及んでも、福島第一原発の五号機、六号機を廃炉にす
るかどうかは東京電力の経営判断とエネ庁が言い続ける。

この屁理屈で、この二つの原子炉の維持管理費が、東電管内の電力
料金に上乗せされている。

一方ではLNGをはじめ燃料の輸入が増えているのに対して、他方
では、福島第一原発の五号機、六号機、発電量ゼロになった日本原
電、稼働できていない六ヶ所再処理工場やもんじゅ等々、不必要に
なったコストについては切らずにそのままにしておけば、電力コス
トは上がるに決まっている。

切るものを切って、コストを下げて、トータルでエネルギーコスト
がどうなるのかをみなければおかしい。

汚染水の事故の説明では、東電と政府のやり取りが報告された。

東電「堰のドレンバルブを閉運用とした場合、管理に4-5倍の人
員が必要になるので、直ちにそれを実施することはむずかしい」

原子力規制委員会「堰のドレンバルブは閉運用とする」

東電「堰内の雨水管理方法等の工夫を加え、堰の排水弁を現状の開
運用から閉運用に変更します」

東電「人数が足りないので、タンクの点検が十分にできず、異常を
把握する記録がとれない」

原子力規制委員会「パトロール頻度を一日二回から当面の間一日四
回に増やし、線量確認及びその記録について数値を含めた詳細な記
述に変更せよ」

東電「早急にパトロール要員約50名増強。エリア毎に担当者を固
定する「持ち場」を制導入し、漏えい、漏痕、疑わしい水たまりの
有無を点検記録をつけます。常時簡易線量計を携帯し、有意な放射
線量の有無を確認・記録し、変動があれば電離箱線量計により詳細
に測定・記録します」

つまり東電は、やれと言われればできることを、自らはやらない理
屈を並べ挙げて、やってきていない。なるべく人手とコストをかけ
ずに対応しようとしているのだ。

その結果、汚染水被害は広がる一方。もはや、国が責任を負ってや
らざるを得ない。

政府が対応の責任を取るように、与党として政府に申し入れをする
ように北川環境部会長等に具申する。

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