シニアクラブの危機
市内各自治会単位を基本に、シニアクラブが組織され、活動していらっしゃいます。
例えば、「ねたきりゼロ運動」とか「各種シニアスポーツ」などの健康づくり活動や、「演芸会」とか「踊り・カラオケ・コーラス・ダンス」などの文化クラブ活動などなど。
そして、市や県の連合会も組織されています。
古くは「老人会」などと呼ばれていましたが、各務原市では「シニアクラブ」と呼んでいます。
県内の大半は、まだ「老人会」とよばれているみたいですけど、お会いしても元気な方々が多く、「シニアクラブ」の方がしっくりくると、私も思います。
このシニアクラブの会員が年々減少しています。
昭和60年頃は、7割近い方がシニアクラブに所属していました。
これが、平成12年には4割くらい、現在は2割ちょっとになってきています。
シニアクラブとは、住み慣れた地域のなかで、多くの仲間とともに語り合い、長寿の喜びを実感しながら、時には、高齢者の知識、経験を生かし、明るく豊かな地域づくりに取り組む自発的活動をされている団体だと思います。
市内在住のお年寄りの2割ちょっとしか加入していないのは、寂しい気がします。
団塊の世代の方々が定年を迎えられた昨今、シニアクラブ世代が主役!?とまではいかないにせよ、地域の中心的な存在になっていく方々であると思っているのは私だけかな・・・