最新の消防管理システムを視察
最新の消防情報管制システムの視察のため福井市を訪れました。駅に着くと凄い積雪でした。
福井市自慢の最新システムです。
従来型システムでは、固定電話からの通報の場合は、NTTからの情報提供により通報者の場所が特定できましたが、携帯電話からの場合は、オペレーターの聞き取りで場所を特定するしかありませんでした。
最新システムでは、携帯電話からの情報でも、通報者の場所が画面地図上に示されます。
GPS付き携帯電話の場合は、誤差数mで場所が特定されるようです。
また、各車両(消防車、救急車)の位置や状態もシステムで管理されており、災害地点と災害種別を入力すると、災害発生現場に近い車両から順に出動部隊を自動で編成します。
出動途上にも、必要な道路情報、建物情報、危険物情報などの各種災害支援情報を随時部隊に対して提供し、より敏速な対応を助けます。
この福井市自慢の最新システムは、6年間のメンテ費用含めて約10億円。
わが各務原市のシステムは旧型で、現行システムを駆使し、あとは工夫とマンパワーで任務にあたってもらっています。
当市も平成25年度に新システムの導入予定があるようですが、消防署も人件費削減の例外になっていない中、1分1秒を争う部署ですから、この様な優れたシステムの導入を急ぎたいです。